認定/特定看護師

認定看護師とは

認定看護師とは、5年以上の経験を持つ看護師が特定の分野で専門の勉強を行い、公益社団法人日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、熟練した看護技術と知識を有することが認められた者をいいます。

認定看護師の役割

  • 病院の理念・看護部の方針に基づき、専門職業人として、より質の高い看護を提供できる。
  • 「実践・指導・相談」を看護の質向上を目指し、看護現場で発揮する。

当院認定看護師の活動

わたしたち認定看護師は、地域の施設や在宅で療養する患者さんや医療者の皆様をサポートする活動を行っています。
患者さん・利用者さんへの処置は看護について、職員さんへの勉強会などお役に立つことがあれば、ご連絡ください。(無料です)

特定看護師とは

特定行為とは、21区分38行為であり、この行為を実践するための必要な高度知識と技術を指定機関で学び、修了認定を受けた看護師のことを特定看護師といいます。看護師の特定行為研修制度は、医師があらかじめ作成した「手順書」に基づき、看護師が患者さんの状態を見極め、適切なタイミングで特定行為(診療の補助)を行う制度です。

特定看護師の役割

  • 看護師の専門性に加え、特定分野の専門的知識と技術を身につけることで、安心な医療の提供、医療の質の向上につながること、多職種連携の調整役、患者の重症化予防や急変時の迅速な対応、同時に、医療費のコスト削減や医師の負担軽減にもつながるなどの役割が期待される。



当院に所属する認定看護師

感染管理認定看護師(特定行為研修終了)

伊藤 啓子

 患者さんやご家族、そして現場で働く職員を感染症から守ることは、私の大切な役割です。安心・安全な医療を届けるために、手指衛生など基本的な感染対策を丁寧に続けることが大切だと感じています。日々のケアの中で感染対策が自然にできるよう、職員の皆さんと一緒に考え、学び合いながら取り組んでいます。
これからも支え合い、協力する姿勢を大切に現場の声に耳を傾けながら活動を続けてまいります。
また、地域の施設への支援も可能ですので、感染対策に関する研修のご相談や現場の困りごとなどがありましたら、どうぞお気軽にお声がけください。ともに感染対策を考え、安心できる環境づくりをサポートいたします。

糖尿病看護認定看護師

水上 さおり / 尾畑 智美

 糖尿病の治療は、日々の食事・運動・薬物療法を継続していくことが重要となります。患者さんが日々の療養生活を無理なく継続し、その人らしい生活を送ることができるように、外来受診時や入院中にご本人・ご家族も含め個々の生活に合わせた療養指導を行っております。血糖管理のための生活習慣の改善、フットケア、糖尿病腎症重症化予防指導、糖尿病教室、カンバセーションマップなど、糖尿病療養指導士の資格を持つスタッフと協力し患者さんの療養生活をサポートしています。患者さんを支えておられる地域の方々とも連携し、施設や在宅療養など生活環境に応じて、困りごとや些細なことでも一緒に考え解決できるように努めてまいります。

緩和ケア認定看護師

尾﨑 昌子

 緩和ケア認定看護師は現在1名で、緩和ケア病棟に所属しています。所属部署での活動とともにがんサポートチームに所属し、緩和ケア病棟以外の患者さんとご家族に対する支援も行っています。病院職員を対象にACPやエンドオブライフケアの研修を行ったり、看護学生の実習受け入れなども行っています。
また、地域の医療職対象のセミナー開催や施設に訪問し、看取りについての研修などにも取り組んでおりますので、どうぞお気軽にお声がけください。今後も病院内外で広く緩和ケアを広めていきたいと考えています。

皮膚・排泄ケア認定看護師

諌山 由紀子(特定行為研修修了) / 坂井 瑞穂

 皮膚・排泄ケア認定看護師は、おもに褥瘡などの傷のケア、ストーマケアや便・尿の漏れによる悩みや皮膚障害のケアを行っています。
 自宅や施設での専門家がいないところで褥瘡ケアやストーマケアに難渋し、困っていることはありませんか?専門的な知識や技術を提供することで患者さんやその家族の不安を軽減し、その患者さんにあった方法を提供しています。 ストーマ外来では、当院で人工肛門造設を行っていない患者さん、人工肛門造設し数年経過している患者さんも対象であり、皮膚障害などに悩むことなく過ごせるように、医師や訪問看護師・コメディカルとも連携してケアに努め、よりよい生活を送れるように支援しています。いつでもご連絡お待ちしています。

PAGE TOP